自殺未遂からボディメイクに目ざめるまで

人は元気なときとそうでないときがあって、それが正常

もしかしたら、ボディメイク日記を読んでくださっている方の中には、「この人いつも元気だなぁ」と思って見てくださっている方もいるかもしれません。

でも、私のことを直接知っている方は、決して私がいつも元気な人ではないことを知っているはずです。

「昨日は元気がなかった」「今日は元気」「なんだか元気が出てきた」というミクロな視点もあるかと思いますが、思えば「元気な時期」と「不調な時期」を繰り返してきたように思います。

思い返すと、不調な時期は必ずと言っていいほど自我を失っていました
やりたいことがない。着たい服がない。買いたいものがない。したい髪型がない。食べたいものがない…。

昔、会社員だった頃は目の前の仕事に必死で、完全に自我を失っていたと思います。それでもなんとか耐えられたのは、周りの支えがあったから。最終的には体調を崩して退職することになるのですが。

会社をやめてから1年半ほど、フリーランスで色々なことをやって、父が当時住んでいた上海に身を置いたこともありました。帰国後、周囲の助けもあって、現在代表取締役を務める株式会社メイファンを立ち上げることになります。

起業してからも、順風満帆という訳ではありませんでした。

自殺未遂からボディメイクに目ざめるまで

あまり人に言っていないので、びっくりされる方もいるかもしれませんが、私はほんの少しの間だけ、結婚していたことがあります。(ということはもう離婚しているということです。こちらもあまり人には言っていませんが。)

結婚式も挙げたのですが、そのために痩せようと、糖質制限をしたり、ゴールドジムでマシントレーニングしたり、禁酒したり、そこそこモチベーションを持ってダイエットに励み、結婚式が終わったらすぐにどうでもよくなりました。

そこから徐々に自我を失っていきました。
朝5時頃起きて結婚していた方の朝食とお弁当を作り、送り出して自分の仕事がないときは再び就寝。
昼過ぎに起きて、朝食で残ったお味噌汁にご飯を入れてねこまんまを無心で食べて、また寝転がる。ボーッとして夕方になりかけたら、買い物に出かけ、夕食を作り、自分はほとんど食べずにお酒をひたすら飲む。
夜中にお腹が空いてチキンラーメンを暗闇で食べる。

寝ているときも起きているときも、カップ付きのパジャマ兼部屋着、2着を着回していました。髪は今のようにブリーチしておらず黒髪でしたがボサボサ、化粧はほとんどしません。

ある日、何かがプツリと切れました。

自殺を図ったのです。

幸い、母による早期発見で緊急搬送され、一命はとりとめましたが、3週間入院。

入院生活で心がけたことは、
・毎日着替えること
・毎日顔を洗うこと
・毎日お風呂に入って髪を洗うこと
でした。こんな当たり前のことも出来ていなかったんです。
それでも、ちゃんとできるようになるまでには時間がかかりました。
美容院に何ヶ月も行っていないことにも、このとき気付きました。

入院中、だんだん元気になってきて湧いてきたのは、久しぶりの物欲でした。コスメやカラコン、服やバッグなど欲しいものがたくさん出てきました。運動施設も併設された病院だったので、たまにエアロバイクを漕いだりするようにもなりました。

ゴールドジムに復活

そんなこんなで、結婚生活はうまくいきませんでしたが、退院後しばらくして、幽霊会員となっていたゴールドジムにまた通うようになりました。

ジムに通っているとだんだんと話す会員さんが増えてきます。「行かないとみんなに置いていかれちゃう!みんな心配するかな?」と思いながら通うのが日課になり、徐々に筋トレにのめり込んでいきました。

それでも嫌な記憶を少しでも忘れるための飲酒はやめられませんでした。毎晩当たり前のように濃いお酒を何杯も飲んでいました。

転機が来たのはこのボディメイク日記をはじめるちょっと前です。以前少し触れた、ジム仲間からの助言と、トレーナーさんからの食事指導のおかげで、今のボディメイク的生活を送るまでになりました。

なぜこのタイミングでこんなネガティブなことを?

自分でも分からないのですが、なんだか心に一区切りつけられたんじゃないかと思います。

あと、今なにかと辛い思いをされている方に、「頑張りすぎないで」と伝わったらいいなって、思ったからかもしれません。

ずっと元気な状態でいるのに超したことはないと思いますが、私は不調だった時期も決して無駄ではなかったと思っています。不調な時期があったからこそ、今がある。今も、マクロな視点で見れば元気な方かもしれませんが、日々、元気な日と不調な日を繰り返しています。

自分を失ってしまうこと、きっと人生には何度か訪れるんじゃないかと思います。でも、焦らずにコツコツ当たり前のことをこなしていれば、多分また新しい自分が戻ってきてくれるはずです。

私もきっと今、新しい自分に生まれ変わろうとしているんだと思います。

あおいちゃんは、自殺を図ったときにも最後まで止めてくれた、命の恩猫です。ずっと一緒にいようね。

では、また!

この記事を書いた人

RYOKO (平澤遼子 ひらさわりょうこ) | 株式会社メイファン代表取締役|東京外国語大学卒業 在学中シンガポール国立大学(NUS)留学|1989年生まれ|東京都出身|トレーニング歴25歳から|プロテインマイスター|ゴールドジム東中野東京が好き|身長157cm|めっちゃかわいいブリティッシュショートヘア 男の子の猫ちゃん(AOI)と暮らしています|Instagram(インスタグラム):@ryokomakebody|お問い合わせはこちらから